Atom 330 de server.

◇Server Spec.
■CPU:Intel Atom 330 (1.6Ghz Dual-Core with HT / x86_64 support)
■M/B:Intel D945GCLF2
■ChipsetFAN:ebmpapst 40mm 4300rpm /16.5db
■Mem:Nobrand 2GBx1
■HDD:Sumsung HD502IJ 500GB S-ATA
■DVD/CD:LG GH22NS40BL S-ATA
■VGA:Onboard
■LAN:Gigabit Onboard
■CASE:A-ITX-200
■PSU:250W

前から気になっていたAtomをつかったPCでのサーバーを構築してみました。
かかった費用はたったの2万円。安くなったものです。
DVDドライブやHDDは余ってるものを使いまわし。
OSはもちろんLinux!

製作過程の諸々は続きから。

◇Comment.
■組み込み
ITXケースは非常に小さいため、光学ドライブは奥行きの関係上、内蔵できるものが限られる。
最悪、OSインストール終わり次第撤去すればいいがやはり内蔵して使いたいものがある。
とりあえず、LG製の奥行きが短い安いやつを購入して取り付け。
Pioneer系は比較的奥行きが長いため注意が必要である。

実際、箱はITX系では大きめ。光学ドライブを撤去するなら、もう少し小さいものでもよかったかなと思う。
3.5インチHDDを複数台(最大3台までいけるがSATA端子は2つまで、残りはPATAで2個いける)入れられることを考えるならばまぁ、これでも良いかなと。

小さいケースは必然的に内部のケーブルの取り回しが重要になる。
ケーブルタイをうまく使ってきれいにまとめて行きたい。
A-ITX-200は、光学ドライブ部分下部にかなり広いスペースがあるのでそこにケーブル類をまとめると良い。

■動作テスト
とりあえず動作テストを兼ねてWindowsXPをインストールし起動チェック。
HTが入ってるせいで4コアに見えるのは何度見ても笑える。無駄すぎる。

EM64Tをサポートしてるので、64Bit版のOSがインストールできる。ということでサーバーを64bit化してみような感じで。
実際PS3も64bitOSで動くわけですが、うまく動作するソフトが少ないためなかなか使いきれず。
んむむ。ある程度動作テストしてみて上手く行かないようなら32bitにする方向で。

結局、TeamSpeakや、Ventrilo等のVCサーバーや、○○のエミュレーターサーバー等が動作しないので32bitに。
そうこうしてるうちに、Linuxの次の新しいバージョンが出てるって話でしたが、既に安定動作してるバージョンで構築...。
気が向いたらまた新バージョン入れてみます。

■サーバーとしての稼動
既にサーバーはAtomの方に切り替え済み。ひとまずテスト稼動中って感じで。
旧サーバーがPentium4だったことを考えるとかなり省電力化したかな。
気になる騒音ですが、このマザーのチップセットFANが殺人的にうるさい。早速交換。
ebmpapstの、4300rpm /16.5db の40mmFAN。
特に何も考えることなくネジ止めして完了。見違えるほど静かに。これは酷い。
どこかの記事では、FANのねじ穴の大きさに注意すべしとの記載があるため、注意。
ebmpapstのは高耐久のためやや値が張るが問題なく使えそうだ。

■総評
Atom等のITX系PCはかなり低価格でそれなりのスペックのPCが組めてしまうので、WindowsHomeServerや、LinuxServer用途等にとても向いていると思います。
純粋にWebサーバーというだけなら黒箱って言う選択肢もありますが。
どっちが良いとも言い切れないが汎用性に関してはAtom等のITX系の方が有利かなって所。

もちろん、ONKYO等の高音質サウンドカードを追加して音楽再生専用マシンとしてしまうのも有効な手かと思われます。
徹底的にFANLESS化して静穏化を図ればかなり快適なリスニング環境に!
んー。一度はやってみたいw

このブログ記事について

このページは、G.D.X.が2008年12月 9日 01:01に書いたブログ記事です。

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